物流の頼もしい味方!倉庫業とは?

ショッピングもインターネットが一般的になっている現代において、倉庫は物流を支える頼もしい味方です。依頼を受けた荷物を保管する倉庫業は、物流の中でも最初の入庫・保管を行う非常に重要な役割を担います。倉庫業はあまり聞き慣れない職業ですが、旧財閥系を中心に明治時代から始まった公共性の高い仕事です。2002年の倉庫業法改正で、物流の効率化や競争力をつけるために登録制へと変更しています。登録するためには、倉庫の種類に応じた施設・設備基準をクリアし、倉庫管理主任者を置くことが義務づけられているため、設備への多額の資金投資が必要です。一時保管した荷物を、届け先に適切なタイミングでどれだけ出庫させるかを把握している倉庫業は、物流業に欠かせない存在になっています。

倉庫のサービス内容と今後求められる姿

倉庫の型には、建屋型の一般的なものから、24時間温度と湿度を保つもの、高圧ガスなどの危険物を保管するものなど、目的によっていろいろな種類があります。サービスとして、まず荷物の数や破損がないか検品が行われます。荷物の性質に合わせて適切な保管場所へ入庫し、商品番号や日付・在庫などの管理が行われます。荷物を伝票や指示書に従って取り出し、配送先別に仕分けてトラックに積み、指定された日時に間に合うように出庫します。これが、倉庫業のこれまでの一連の流れでした。
近年では、倉庫業の増加に伴い、主要企業は一括して顧客・保管・荷造り・運送の全行程を請け負う3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)の動きが進んでいます。物流業界の多様化に伴い、本来工場で行う梱包などの作業や顧客の応対を販売者の代わりに行うコールセンター業務など、サービスの追求が目指されています。

物流とは、人と人とのやり取りを支えるものであるとともに、世界中を一つにつなぐとても大事なものと言えます。